前回、いろいろ不具合の出てきたTB1eの紹介をしました。今回は、その後の話です。
ビードが上がらなかったタイヤ
ビードが上がらないために、乗っていて「トントン」と不愉快な振動がずっと伝わっていました。そこでいろいろ調べてみて、まずタイヤパウダー(ビードパウダー)を使ってみました。これは、タイヤとルムの間に塗ると滑りやすくなってビードが上がるというものです。世の中には便利な物があるんだなと感心しました。最初はうまくいきそうでしたが、結局これを使っても状況は変わりませんでした。これ以外に、シリコンのスプレー、中性洗剤などを試してみましたが、どれもうまくいきませんでした。同じ純正タイヤの新品と交換したのですが、それでもダメでした。
このころから、もしかしてタイヤのせいじゃないかと思うようになりネットで調べると、同じようにこの機種で悩んでいる方がたくさんいました。そこで、最後の手段として、タイヤを別メーカーの物に交換しました。すると、これまで悩んでいたのがアホらしくなるくらいすんなりとビードがあがり、不愉快な振動がなくなったのでした。
交換したタイヤと純正のタイヤを比べると、純正のタイヤの方がかなり硬くてビードがあがりにくい理由がわかったように思います。もっと早く交換しておけばよかったです。
タイヤの左右のブレ
タイヤを交換したのと同時に、タイヤの左右のブレを調整しました。専用の機械がなくても結束バンドを使って簡単に調整する方法を紹介してくれている動画を見つけたので、それを参考にして、左右のブレを1mm以内まで調節できました。とても簡単でした。
専用の道具がなくても、電気用の結束バンドで調整する方法をyoutubeにあげている方がいらっしゃいます。わたしもそれを参考にさせていただきました。一応URLを張っておきます。https://www.youtube.com/watch?v=wlXKpV33vx0
ブレーキの交換
ブレーキをかけるたびにすごく「ギーギー」なっていたので、ブレーキを交換しました。じつは、新品の時にかなり早い段階で「ギーギー」なっていたので、一度交換しています。それがだんだんと劣化してきたのだと思います。
私は全く素人なので、Vブレーキの交換方法については詳しい動画がたくさん上がっていますから、そちらを参考にしてください。ただ重要だと思ったのは、最初にリムーバーでリムをきれいに掃除して、ヤスリで凸凹をある程度なくしておけば音が出にくいと思いました。それと1mm程度トゥインしておいたほうがいいです。これでまったく音がしなくなりました。それと、純正のブレーキパッドよりワンサイズ大きいシマノの製品の方が音がしにくいです。取り付けるとき、パーツの順番が一つ逆にしなければ入れないかもしれません。(下の図参照)
快適になりました
タイヤ交換と調整、とブレーキ交換を行った結果、非常に快適になりました。一言でいうと、とても滑らかに走るようになりました。素人の自分でもなんとかできたので、是非試してみてください。年に一度くらいは、各所の調整をやったほうがいいと思いました。
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